帝王切開の前夜、あまり大きくなってないお腹をさすりながら明日はもう出てくるんだと思ったら、とても不思議な気持ちでした。
上のお姉ちゃんの時はとても順調に赤ちゃんも大きくなり普通分娩で産んだので余計に不思議でした。
1回目の妊娠は妊娠中も正社員のフルタイムで働いていて仕事柄、早番も遅番も臨月までこなしたのに、2回目の妊娠は専業主婦なのに何故上手くいかないんだろうと思いました。40才という高齢のせい?1人目育休後の仕事が激務過ぎたから?
でも考えても分からないし、何も解決しないですね。
翌日は朝9時から帝王切開。朝7時に主治医の先生や担当の助産師さん、麻酔科の先生、看護師さんが入れ替わりやってきました。
この頃、小さな産科で麻酔関係の事故が起こってましたが(入院中にテレビで見てました。)大病院だと麻酔科の先生がしっかり手術終了まで付いていてくれるのは安心です。
手術台に上がるまでは今までにないほど緊張していましたが、帝王切開が始まるとス-っと体も心も落ち着いて手術台のライトを見ながら手術用のライトって黄色だけでなく青や緑、エメラルドグリーンの光もあるんだ…光の配列は決まっているのかな?等、意外にも全く別の事を考えていました。
何より担当の助産師さんが手術中私の手をずっとにぎっていてくれた事がホッとさせてくれました。
15分くらいで赤ちゃん出てきますよ、と言われていた通りに9時から帝王切開が始まり、9時18分に895グラムの超おチビちゃん誕生!小さくてガリガリにやせ細ったおさるの赤ちゃんみたい。でも可愛い。しかも元気よく泣いた!思わず涙があふれ出ました。
立ち会った先生や助産師さん看護師さんが次々に「おめでとう!」と言ってくれたけど、こんなに小さく産まれておめでたいのか…これから私、大変だぞと一瞬思った私。
でも嬉しい事が2つ。1つ目は呼吸器が付かなかった事。2つ目は執刀した主治医の先生が「うん、顔も大丈夫やね。」とボソっと言ったのが聞こえ、ああやっぱりダウン症等の病気はなかったんだと思えた事。
おチビちゃんは、すぐ新生児科の先生2人に引き渡され、NICUに連れていかれました。
ひとまず人生第2回目の出産、大仕事終了!